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仮想世界の多重人格 Multiple personality of virtual world

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semスキン用のアイコン01Second Life小説■海沿いの店で…semスキン用のアイコン02

  

2011年 04月 05日

 足元に波が寄せている。
 海岸というわけではない。わたしの店、カフェバーの床だ。
 このような作りは現実世界ではできないことだけど、仮想空間なら波の風景、波の音を脚が濡れることを気にせずに楽しむことができる。
 もっともSecond Lifeという世界が水の描写がキレイだからこのような作りにしたというのも理由のひとつと言っていいだろう。



 一応床はある。
 水面ギリギリ、水面のきらめきが表示される高さに設定してある。床には天の川のような星のテクスチャーが使われているのだけれど、水面のきらめきとゆがみで珊瑚礁にも見えるから不思議だ。
 四方の壁はガラス張り。店は海沿いにあるのでカウンターに座ると水平線が見え、西に位置しているので日の沈む時間には夕焼けがキレイに見える。
 Second Lifeでもカフェやバーは現実世界のような作りが多い。
 オシャレでいい雰囲気の店も確かに多いのだが、自分がそこで店番をすることを考えるとずっと同じ店内を見ているのは飽きてしまう。そこで四方をガラス張りにして風景が観られるようにした。
 動きのある波と水面のきらめき、四方の風景、それだけで何時間も店番をしていられる。
 もっとも土地の音楽を聴いていたり、誰もいなければネットをみたりブログを書いたりしているのも事実だけれど。
 Second Lifeを始める以前、いくつかのテキストベースのチャットルームにも参加していた。常連の集まる部屋もあったけれど、ある程度決まった時間にならないと人は来ず、それ以外の時間にログインして待っていても真っ白な画面を見ているだけでは30分とはもたなかった。
 その点Second Lifeでは眺めていられる画像があるということだけでもゆっくり人の来るのを待っていられる。わたしの場合この画面を半ば「壁紙」として活用していたりもするのだけれど。
 たとえばMMORPGでもチャットはできる。キャラクターが発言するとフキダシが表示されたりもする。けれどSecond Lifeのそれとはやはり一線を画するという印象がある。
 なにが違うのかというと、Second Lifeではチャットを入力するとアバターがタイプを打つような動作をするので、いまなにかを言おうとしているのがわかる。それだけでもいまその人と会話をしているという臨場感が出るのだと思う。
 文字のチャットに連動してアバターに動きをつけたり音を出したりするジェスチャーという機能もテキストベースのチャットルームや一般のMMORPGでは味わえない楽しさだろう。そしてそんなジェスチャーをユーザーは自由に作ることもできる。
 強いてマイナス面をいえばテキストベースのチャットルームでは、部屋のタイトルで話題のテーマを掲げることで共通の話題で盛り上がれるメンバーを集めることができるけれど、Second Lifeのカフェやバーではそれがしづらいことかもしれない。けれど店の看板などでその店の特徴を謡うことは可能だ。
 またキーボードで文字を打つのが面倒というユーザーはマイクを使ってボイスチャットするという方法だって用意されている。
 Second Lifeの楽しみ方は人それぞれだろうが、やはりチャットをはじめとするコミュニケーションが最大の魅力なのではないだろうか。
 
 さて今日はどんな会話ができるだろうか。
 波の音を聞きながら誰かの来るのを待ってみよう。
 

# by SUZUKAZE-YA | 2011-04-05 19:44 | NOVEL

semスキン用のアイコン01Second Life小説■夕焼けが空を染めている…semスキン用のアイコン02

  

2011年 03月 26日

 水平線に日が沈んでいく。
 Second Lifeの風景の中でも夕景はことに美しい。
 Second Lifeのビュワーには太陽の位置を設定できる機能があるので、日の出や正午、夕日とその場所や自分の好みの太陽の位置にすることでそれぞれの時間帯の光や風景が楽しめるのだけれど、デフォルトで沈んでいく夕日は固定された夕日よりも美しい。



 雲が流れ、日が沈むSecond Lifeの世界には、目には見えないもうひとつの要素がある。
 それは風だ。
 サウンド設定にも風の音量が用意されている。あまり大きくすると荒野のような寂しい気分になってしまう音だけれど。
 またこの風によってフレキシブル設定したオブジェクトが揺れたり流れたりもする。
 風に揺れるカーテンや風に乗って飛ぶたんぽぽの綿毛など、自然を楽しむこともSecond Lifeの中でできるというわけだ。
 ユーザーによって作られた自然のサウンドも商品としてあるので、たとえば夏にはセミの声や川のせせらぎといった音を楽しむことだってできる。風鈴の音などもすでにSecond Lifeの中では風物詩のようにその季節になるといろいろな場所で聞ける。
 森に行けば鳥や虫の声がしたり、川の流れる音、波の寄せる音、その他さまざまな音が仮想空間を演出している。
 もちろん自然の音だけではなく、車のエンジンやドアの開閉の音、歩けば靴に仕込まれた足音がするものもある。
 SIM全体で環境を整え、景観を統一している場所もあれば、区画を区切ってそれぞれ違う演出にまかせているところもある。それらをひとつひとつ楽しんでみたいが、Second Lifeの広大な世界をすべて回るのはもはや不可能といってしまっていいだろう。
 ひとりでフラリとSIM観光を楽しむのも悪くないが、やはりオンラインの特性を活かして仲のいい友人や恋人と巡ってみるのがいいのかもしれない。同じ風景を共有できるのはオンラインだからこその楽しみだ。
 気に入った場所があったらランドマークを取得しておけばまたいつでも行くことができる。距離を気にせずテレポートできるのもSecond Lifeのいいところだ。もっとも独立したSIMには歩いたり飛んだりして行くことができないシステム上の理由もあるのでテレポートするしかないのではあるけれど。
 SLURLと呼ばれる「座標」がわかっていればグーグルでも検索して地図を表示することができるし、Second Lifeにログインしていればそのままテレポートすることもできる。またユーザーがほかのユーザーにテレポートを送って呼ぶこともできる。
 わたしは自分の店のテレポート着地点を設定しているので、土地の中のどこを指定してテレポートしてきても入り口の近くに降り立つようになっている。
 本当は店の前に設定した方がいいのだろうけど、こちらが店の奥に立っていることが多いこともあって、入り口の中に設定している。Second Lifeのオープンのチャットは通常20メートルまでしか届かないので、テレポートしてきた人にすぐ話しかけられる距離というわけだ。
 このテレポートでも、消える瞬間、現れる瞬間にアバターがアクションを起こしたり光を発したりするアイテムやアニメがユーザーによって作られている。ことに日本人ユーザーとってはアニメや漫画からの影響もあってテレポート時になにかのアクションがあった方が楽しいのかもしれない。
「いらっしゃいませ」
 今日、最初の来客だ。
「カウンター席は夕日の設定がおススメですよ」
 夕日に染まる空を眺めながら今日もチャットを楽しもう。
 同じ時間と空間を共有できることがこの仮想空間の魅力なのだから。

# by SUZUKAZE-YA | 2011-03-26 01:11 | NOVEL

semスキン用のアイコン01Second Life小説■降る雪を眺めながら…semスキン用のアイコン02

  

2011年 01月 16日

 雪が降っている。
 雪の結晶のテクスチャーをパーティクルに貼り付けてスクリプトで降らせているSecond Life内の雪だ。



 ゆっくりと落ちてくる雪、ちょっと早く落ちてくる雪。結晶もいくつか種類があってなかなかリアルな雪に見える。
 仮想空間には季節はないけれど、このように季節を「演出」することはできる。それも楽しみ方のひとつといっていいだろう。
 Second Lifeの日本語版がリリースされ、日本でも仮想空間という言葉が一般の週刊誌やテレビでも聞かれるようになったころ、Second Lifeはそのシステムから現実のビジネスにも直結するものだと宣伝されていた。
 もちろんその要素を否定するわけではないけれど、Second Lifeを使って、その中から
得られる収入で生活できるほど稼ぐのはそうとうなアイデアと初期投資が必要であり、それを維持していくことにもかなりの努力が必要だ。
 とはいえ、一般のユーザーにとってうれしいことは、一切課金をしなくてもSecond Lifeを楽しむことができるということ。
 もちろん無料のアイテム(服やその他さまざまなもの)が豊富だということもあるけれど、ちょっとした買い物をするために必要なSecond Life内の通貨リンデンドルを稼ぐ手段もたくさんあるということ。ビジネスとして現実世界に影響するほどの収入にはならなくとも、Second Lifeを楽しむくらいの収入はSecond Life内で稼ぐことができるというのも現実といえる。
 たとえばこの雪も、降雪機として販売できる。
 仮想世界は現実を模倣しはするけれど、仮想世界ならではのものも多いし、模倣できない現実も多い。
 ヴァーチャルとリアルが重なっているようでズレている、そんな印象か。
 Second Lifeのいいところは各ユーザーが自作したりした写真や画像をテクスチャーとして持ち込んだり、音楽ファイルをアップロードできるところではないだろうか。
 そのことでオリジナルのアイテムを作ることができ、リンデンドル収入にもつながる。
 もちろんただ楽しむためにフリーのアイテムとして配布することも自由だ。
 ここで誤解されると困るのはいわゆるもの作りができないとリンデンドルが得られないのかということ。
 Second Lifeをはじめ多くの仮想空間は、はじめにコミュニケーションありきの世界。つまりチャットなどで他のユーザーとコミュニケーションすることで面白さを実感するし、この世界を楽しめるはずだ。
 したがってチャットをはじめコミュニケーションを目的とした収入方法もある。たとえばカフェやバーの店員としてやってくる人たちとチャットする仕事だ。
 店から給料を支払う場合もあるし、客がチップを支払う場合もある。
 店員や客、大勢でわいわいチャットするところもあるし、1対1でゆっくり話せるクラブなどもある。
 明確にSecond Lifeでなにをしたいと目的を持っている場合の方が実際には少ないだろうし、Second Lifeにログインして、誰か(いつも顔を合わせる仲間や行きつけの店、初めて訪れた場所で出会った人、などなど)と話しをすることに楽しさを感じている人は多いと思う。
 仮想空間以外のチャットルームのように自分の部屋を作りたければ、土地を借りて自分の店を造るという楽しみ方もある。
 好きなように建物を造り(買ってきてもいい)、土地に流す音楽を設定し(ネットラジオなどのURLを設定するとみんなで同じ音楽を楽しめる)、チャットを楽しむことができるというわけだ。仮想空間だからこそのコミュニケーションの形態といってもいいだろう。中にはチャットするだけなら文字だけで充分といんう人もいるが、仮想空間でのチャットを体験すればその楽しさが文字だけのものとはまったく違うことが理解できるだろう。

 さて、今日も店を開けることにしよう。
 雪の中、ジャズを聴きながら。
 

# by SUZUKAZE-YA | 2011-01-16 11:23 | NOVEL

semスキン用のアイコン01Second Lifeのためのオープン・ソーシャル・メディア「secsy」オープンsemスキン用のアイコン02

  

2010年 12月 06日

米Linden Labが運営する3D仮想空間「Second Life」に特化した、Twitterとmixiのようなグループ機能を持たせたオープン・ソーシャル・メディアサービス「secsy」がオープンした。
「secsy」は”オープン性”にこだわったオープン・ソーシャル・メディア。Twitterのように客観性、シンプル性を重視しつつ、mixi, GREEのようなグループ機能を搭載しコミュニケーション能力を強化した構造となっている。ユーザーしなくてもサイトは閲覧可能だが、ユーザーになればフォーラムやグループを作成することができる。

secsy
http://secsy.jp

[THE SECOND TIMES]より

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 すでにSecond Life日本語版が公開されたあとに、Second Lifeユーザーに向けたSNS「Navi-SL」というのが立ち上げられ現在も運営されていますし、「mixi」にもSecond Lifeコミュニティーが複数存在しています。
 今回スタートした「secsy」が、Second Lifeユーザーにどのように活用されていくが注目点になると思いますが、SNSと考えてしまうとすでにある媒体から乗り換える魅力が必要でしょうし、SNSにはない機能や特色というと…という感じです。
 とりあえずメンバー登録はしてみましたが、もうひとつわたし自身としての活用方法が見つからないという感じです。
 まあいずれにしてもメンバー数が増えていかないとどうにもならないかな?w

# by SUZUKAZE-YA | 2010-12-06 16:12 | Second Life

semスキン用のアイコン01アロマキャンドル・ストーリーsemスキン用のアイコン02

  

2010年 11月 02日

 ***episode 1
 
 わたしの週末の楽しみ…それはゆっくりお風呂に入ること。浴室にアロマキャンドルを置いて、ローソクの光でちょっと幻想的な入浴タイムを楽しむのです。
 その日の気分で香りを選んで、ローソクの炎を眺めながらゆったりとした気分に浸ると一週間の疲れがとれるような気がします。だから、普段は忙しくてシャワーで済ませてしまうことがあっても、週末だけは時間をかけてゆっくりとお風呂に入ることにしているんです。
 そういえば、そろそろキャンドルがなくなりそうだった。今日は帰宅する前に買っておかなくちゃ。
 朝、通勤電車の中でそんなことを考えていたけれど、仕事が遅くなっていつもキャンドルを買うお店の閉店時間を過ぎてしまい、しかたなくほかにキャンドルを売っているお店がないかと、途中下車してショッピングモールに寄ることにしたんです。
 たしか以前そのモールに行ったときに、小さいお店でしたがお香やアロマキャンドルを置いているお店があったんです。おぼろげな記憶を頼りにモールを中をお店を探していると…無事に見つけることができました。けれど両隣のお店は以前来たときとは別のお店に変わっていて、よくここだけ残っていたものだという気がしました。
 お店の中はインドやネパールなどの雑貨、パワーストーン、お香にアロマキャンドル、アロマオイルなどが並んでいます。雑貨好きな女性には受けるのかもしれません。
 とはいえここももう閉店時間が近いのか、ほかにお客の姿はなく、周囲のお店も閉店の準備を始めているような感じでした。
 わたしがちょっと焦った気持ちでアロマキャンドルの前で、どれを買おうか迷っていると、レジの向こうから店員の女性が「キャンドルですか?」と声をかけてきました。
「え、ええ。アロマキャンドルを…」
「よかったら、こちらに新しいのがありますよ。さっき届いたばかりで、まだお店に出してないんです」
 こちらへ、とにっこり微笑む店員さんに誘われて、わたしはレジの前に行ってみました。店員さんは段ボール箱の中から数本のキャンドルを取り出してレジの置いてある台の上に並べました。どれも色が鮮やかで、ほんのりといい香りがしています。
「これ、お店に出ているのとは違うんですか?」
「はい、まったく新しいところから仕入れたんですよ。きっとこちらの方が香りもいいと思います」
 わたしはそのキャンドルを香り別に3種類、2本ずつ買ってお店を出ました。火を灯すのがとても楽しみで帰宅の足も早くなっていました。
 帰宅すると、まずは夕飯の支度をして撮りためてあったドラマを見ながら食事。インターネットでメールのチェックなどを済ませてからお風呂の準備をしました。
 バスタブにお湯をためながら、買ってきたキャンドルを出してどれに火をつけるか考えました。買ってきたのはジャスミン、ローズ、イランイランの3種類。それぞれにリラックス効果があるとされている香りです。ちょっと迷ったすえに、わたしはローズのキャンドルを一本選び、残りを袋にしまい、バスルームに戻りました。
 バスタブのお湯は適度な量になっていました。わたしはキャンドルホルダーをダスタブの横においてキャンドルに火を灯すと、寝室に戻って服を脱ぎ、バスルームに戻りました。その短い時間でバスルームは薔薇のいい香りに包まれていました。バスルームの照明を消し、キャンドルの明かりだけにしてお湯に浸かります。いい香りを吸い込みながらリラックスした気分に浸ることができました。
 と、そのときでした。ふと何かの気配を感じてキャンドルの方に目を向けてみると、炎のちょっと上の方に10センチくらいのぼうっとした影が浮かんでいるのです。
 影はふわふわ漂うに炎の上にありました。じっと見ているとだんだん輪郭がかっきりしてきて、妖精のような女のこの姿が見えてきたんです。
 わたしは思わず、フッとキャンドルを消してしまいました。
 するとその影も炎といっしょにフッと見えなくなってしまいました。

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 以後、episode.10までを「ブクログのパブー」にて電子書籍で販売中!

# by SUZUKAZE-YA | 2010-11-02 11:02 | NOVEL

semスキン用のアイコン01電子書籍■Second Lifeコラム集semスキン用のアイコン02

  

2010年 08月 31日



Second Lifeに関するコラム集を「ブクログのパブー」にて、電子書籍で公開中です。

# by SUZUKAZE-YA | 2010-08-31 10:53 | Second Life

semスキン用のアイコン01■Second Life過疎化って…semスキン用のアイコン02

  

2010年 08月 07日



 とあるSNSのSecond Lifeコミュニティーの書き込みで「SLの日本人コミュニティーは過疎化してますが…」という一文が目に留まりました。書き込んだ方はSecond Lifeを始めて日も浅い方のようでしたが、このような印象が一般的なのかもしれません。
 以前にも書きましたが、日本人ユーザーそれ自体が減少しているというよりは、日本人の集まる場所が増え、分散しているというのが現実だと思っています。
 実際今年になって始めた、いえこの1、2カ月で始めたというユーザーともよく会いますし、Second Lifeを始めて数か月や数週間で自分の土地をもったりお店をもったりというユーザーも少なくありませんよね。それだけ人の集まる場所が増え分散していくわけで、これは仕方のないことです。けれどこれは「過疎化」とは違うでしょう。
 2007年末あたりから、この「SL過疎化」という言葉が言われ、特定の場所に人がいないと「過疎ってる」と言われてしまうようになりましたが、いまの状況を見る限り、単に「過疎化」と表現するのはいかがなものかと思いますし、認識を改めるべきではないかとも思います。
 このような状況下で必要なのは、いまどこのお店が営業中で、人(スタッフを含め)がいるのかという情報になるでしょう。ソラマメブログが「営業中」の情報発信に多く利用されているのは当然のことながら、「日本回遊会」のようなグループの活動も今後ますます必要になってくるのではないでしょうか?
 お店(主に飲食店ですが)自体も、夜の営業だけではなく、昼間や深夜、あるいは早朝と、営業時間を調整することで人を集めようとしています。ボイスチャットや流している音楽で特徴を出したり、建物それ自体に魅力を持たせるなど、これまで以上に店側の努力も必要になってくるでしょう。
 と同時に、ソラマメのようなSecond Lifeユーザーだけが見る媒体ではない場所での、Second Lifeの宣伝もわたしたちユーザー自身がすることで、ひとりでも多くの新しいユーザーを増やしていくことになるのではないかと考えています。

# by SUZUKAZE-YA | 2010-08-07 02:27 | Second Life

semスキン用のアイコン01Second Life■改めてSecond Lifeのご紹介semスキン用のアイコン02

  

2010年 07月 25日



 Second Lifeの登録ユーザー数がもうすぐ2000万人になろうとしています(たぶん8月中には越えるでしょう)。
 アカウントは残したままログインしなくなったユーザーや、同一人物が複数のアカウントを取得している例もありますので、登録ユーザー数と利用ユーザー数はイコールではありません。ちなみに過去60日のログインユーザー数は、このところ130万人台のようです。
 Second Lifeは世界規模の仮想空間で、アメリカを中心にヨーロッパ、一部の南米、日本などのアジア圏のユーザーがいて、登録ユーザー数、アクティブユーザー数共に日本人が占める割合はそれほど大きいとは言えません。
 それでもSecond Life内における経済活動を日本人ユーザーが支えているとも言われるように、日本人ユーザーの存在感は確かなものがあります。
 一部には「Second Life、まだやってるの?」的な小馬鹿にした言い方もされますが、流行りものとしてしか理解していない人の意見は無視して、まずはSecond Lifeを体験してみてほしいと思います。
 日本国内の仮想空間が主に2D寄りのものになっているのは、キャラクターという考え方が大きいからだと思いますが、映画の影響もあってか今年になって「アバター」というものへの理解も広がっているように感じます。
 Second Lifeのアバターは、サービス提供会社がアメリカにあることから、デフォルトでは日本人の感覚では「どうなの?」というところがないわけではありませんが、日本人ユーザーによるスキン(外見といえばいいでしょうか)の制作などで、かなりいいものが作られていますので、ガッカリしないで欲しいと思います。
 また一般的なオンラインゲームのアバター編集と違い、いつでも好きなときに細かい容姿の編集が可能なところも強調しておきたいと思います。
 さらに言えば、いくつでも好きなだけスキンやシェイプを持つことができるので、いろいろなタイプのキャラクターに瞬時に変身できます。
 そして、Second Lifeの最大の楽しみはなんといってもコミュニケーションだと思います。文字によるチャットのほか、音声によるボイスチャットができますし、その場所で聞ける音楽や動画を複数のアバターで同時に楽しむこともできます。
 それらの環境はSecond Life内での音楽活動にも利用されていますので、Second Lifeアーティストという存在も可能なわけです。
 インターネットラジオやポッドキャストで放送できる環境をお持ちなら、Second Life内で音楽活動やDJ、ラジオ放送なども楽しめます。
 コミュニケーションのほかにSecond Lifeにおける特徴といえば、自由に3Dオブジェクトが作成できることでしょう。外部の3DデータをSecond Life内にアップデートすることもできます。写真や画像をテクスチャーとしてアップデートすることで、リアルな建築物の製作も可能です。
 これらのことは、基本的に無料で楽しむことができます。すごいと思いませんか?
 
 興味を持たれたら、まずはSecond Lifeのオフィシャルサイトをのぞいてみてください。

# by SUZUKAZE-YA | 2010-07-25 17:39 | Second Life

semスキン用のアイコン01MagSLの事業縮小に関する報道semスキン用のアイコン02

  

2010年 04月 04日

セカンドライフ「企業利用ゼロ」 土地のレンタル事業大幅縮小

 セカンドライフは生き残る?

 一時ブームになったネット上の3D仮想空間「セカンドライフ」。過疎化が進んだと報じられたこともあり、日本企業の利用はほぼゼロになっている。このあおりで、国内最大のセカンドライフ事業者が、土地のレンタル事業を大幅に縮小させることになった。
 このセカンドライフ事業者「マグスル」は、仮想空間上のSIM(島)にある土地をレンタルに出したり、セカンドライフを運営する米リンデン・ラボ社が発行する仮想通貨のリンデンドルを販売したりするサービスをしている。

 ブログ上で「セカンドライフ事業縮小のお知らせ」

 それが、2010年3月31日になって、同社のブログ上で、「セカンドライフ事業縮小のお知らせ」を出した。お知らせによると、セカンドライフでは、企業利用はほとんどなくなり、企業向け土地レンタル事業の収益が確保できなくなったというのだ。
 セカンドライフは、07年初めに日本でも盛んに報道され、ネット上で爆発的なブームになった。京都を模した日本的な街並み「NAGAYA」が人気スポットになり、大手企業も製品PRの仮想店舗を構えたり、仮想社屋を建てて採用活動をしたりした。
 ところが、この年の暮れ近くになって、早くも「過疎化」が報じられる事態に。3D空間に対応できるパソコンがあまりなく、イベントなしには何をしていいかわからないことなどが理由とされた。そして、その余波で、08年になると撤退する企業が相次いだ。
 最近になると、もう企業利用もほとんどなくなり、マグスルでは、「Yurakucho SIM」など5地区を4月30日で閉鎖することにした。リンデン・ラボ社との方針の違いもあったという。今後も、稼働率が60%を下回る場合は、順次閉鎖していく。
 とはいえ、セカンドライフ自体は、根強いファンがいて、世界的に個人ユーザーは増えていく傾向にあり、リンデン・ラボ社もすでに黒字化を達成したという。日本では現在も、個人ユーザー2~3万人がセカンドライフを利用しており、オンラインゲームなら十分な数だとしている。

「日本で今後見直す動きが出る」と断言

 日本で批判的な人が増えていることについて、マグスルの新谷卓也社長は、マスコミの影響もあると指摘する。
 事業縮小のお知らせでは、「個人の思い」として異例の長文を掲載した。それによると、ブームのころは、楽しさよりビジネスに報道の力点が置かれ、「お金が儲かる次世代インターネット」と盛んに流された。セカンドライフには、友だちとチャットを楽しみ、様々な教室で新しいことを学ぶなどの楽しみがあるという。それが先入観で歪められてしまって批判的な見方が広がり、セカンドライフを見たり理解したりしていないのに「もう終わった」と報じられたというのだ。
 新谷社長は、取材に対し、セカンドライフには楽しい部分がたくさんあるとして、「日本で今後見直す動きが出る」と断言した。
「ケータイの各種サービスでも、最初はアバターを作るだけだった個人ユーザーが、それを動かしてコミュニケーションを楽しむようになっています。慣れてきてアバター利用への要求は高度化すると予想され、いずれパソコンでも楽しむと考えています」
セカンドライフ事業も撤退を決めたわけではなく、個人ユーザーへのリンデンドル販売は落ち込んでおらず、今後も続けていくという。同社によると、この部門は、事業の8~9割を占めている。レンタル事業についても、「Shinjuku SIM」など3地区を建物付きレンタル中心にするなど、様々な方向性を試す。
 もっとも、エロやギャンブルのスポットさえ利用が低迷していただけに、どのようにして盛り上げるというのか。新谷社長はこう説明する。
「ツイッターなどリアルタイムのネットコミュニケーションが普及してきたので、3Dアバターの選択肢も今後大きくなるはずです。例えば、インディーズミュージシャンのライブは限られた人たちのものでしたが、アバターなら時間や距離を超えてライブを楽しめるようになります。アバターが身近になれば、その楽しみが自然に分かってくると思っています」

[J-CAST news]より

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 マグスルの事業縮小はSecond Lifeの日本人ユーザーのあいだでは大きな話題のひとつでした。ひとつの時代の終わりと捉える人もいますし、新しい時代と捉える人もいます。
[マグスルの事業縮小のお知らせ]
 このブログでもこの話題を取り上げるつもりでいましたが、上記のようにほかのメディアで取り上げられていましたのでご紹介いたしました。全般的には第三者的視点で書かれていますが、やはりSecond Lifeのことは知らない、あるいは07年のブーム当時にしかインワールドに入ったことがない人が書いているようですね。
 エロやギャンブルなんて、ずっと前からそれほど人気のスポットではありませんよ?(笑) そんなのSecond Lifeをはじめて興味本位でいってみたところですぐに飽きてしまいます。
 いま日本人ユーザーのあいだでもっとも人気なのはライブでしょう。
 これは演奏あるいは出演者を見に行くということだけではなく、ネットラジオを使って誰でも簡単にライブやクラブDJ、ラジオDJができるということからも人気となっています。
 企業のSecond Life参入がどうして失敗だったのか、そのこと自体を考えずに、撤退したからSecond Lifeがだめだったという論理はまったく当てはまらないことに気づいてほしいものです。

 また、数の上からだけでいえば、先月(3月)だけで40万人近いユーザーが新たにアカウントを取得しています。もちろん世界で、ですが。日本人ユーザーも今年に入ってから始めたという人によく会います。これはWindowsがvistaや7になって、一般家庭で購入するPCにも標準でグラフィック機能が搭載されSecond Lifeも問題なく楽しめるような環境になったということがあげられると思います。
 
 また3月末に正式化されたSecond Life Viewer 2.0によって、新規にSecond Lifeを始める人にとっての環境もよくなったのではないでしょうか(以前のViewerに慣れてしまっているユーザーからは不満もでていますが、それは本当に「慣れ」の問題)。
 ストーリーやクエストなど自分で考えずに、与えられたものを消化するゲームにしか面白さを見いだせない人もいるでしょうが、Second Lifeはそういったものとはまったく違うということは理解してほしいところです。
 

# by SUZUKAZE-YA | 2010-04-04 04:39 | Second Life

semスキン用のアイコン01謹賀新年semスキン用のアイコン02

  

2010年 01月 01日

# by SUZUKAZE-YA | 2010-01-01 14:42 | その他